鍼灸不妊外来 

はじめに

つらい不妊治療を受けてきた患者さままたこれからお考えの患者さまへ

婦人科やレディ―スクリニックへはどのくらいの期間通っておられるでしょうか。
ずいぶんと通ってはいるけれどなかなか成果が得られずストレスがたまり精神的にも
体力の上でも疲れておられはしないでしょうか。
鍼灸治療との併用を考えて相談のお電話や来院される方の多くはそうした経験をお持ちの
方が多いようです




鍼灸の不妊治療は子宮や卵巣などをクリニックで調べられて治療効果の上がらなかった
部分のみを治療していくのではありません。

鍼灸は、本来お一人お一人の身体全体を四診を合参し総合的に診てその方の「証」を
み究め治療していきます。
胃腸の虚弱の方はそれを優先して治療を始めることになるかもしれません。 
冷えのある方はその冷えを解消することから始めるかもしれません。
それとあわせて肩こりや腰痛といった不快な症状をお持ちの方も多くいらっしゃいます。
全身治療のなかでそれらを解消していきます

目指すのは「母体そのものを妊娠しやすい体調に整えていくこと」です。これまでの
先端医学で効果のでなかった方も鍼灸治療を施すことによって意外にすんなり
妊娠できた症例があります。

それらの症例をふまえ1組でも多くの患者さまが子宝にめぐまれることを願っています


                                       

不妊の原因


男女別不妊症の原因割合は、女性側に原因がある場合は40%、男性側に原因がある場合は20%強、男女両方に原因がある割合は20%強、原因不明の割合が10%強あります


妊娠の成立には
①排卵→②卵子の卵管への移動→③造精・精子の輸送膣内への射精→④精子の子宮・卵管への侵入→
⑤卵管膨大部での受精→⑥受精卵の子宮内への移動→⑦子宮内膜の形成→⑧受精卵の着床

が不可欠でありどれか一つかけても妊娠は成立しません



不妊症を引き起こしやすい疾患 女性側

・黄体機能不全
  黄体は黄体ホルモンを分泌し体温を上昇させ妊娠しやすい子宮環境をつくります。
  基礎体温表をつけている方だと
  高温期の日数が8~10日以内高温期と低温期の平均の差が0.3℃以内の場合はその疑いの
  あることがわかります
  
・子宮内膜症
  本来子宮内にあるべき内膜が腹膜や卵巣など場違いな所で増殖してしまうことです。
  出口がないのでその場にとどまって周囲臓器と癒着をひきおこし子宮後屈や卵管の
  通過障害をおこす。着床障害との関係もあるのではないかと考えられています。
  
・子宮筋腫
  できたところにより粘膜下筋腫、筋層内筋腫と漿幕下筋腫があり不妊と関係があるのは
  粘膜下筋腫です。着床するところに筋腫があると着床しにくくなります。
  筋腫が不妊原因である場合術後の癒着が問題になるので開腹でなく子宮鏡下での手術が
  普及しています。

・高プロラクチン血症
  乳汁分泌と関係のあるホルモンで通常より高くなって妊娠していないのに乳汁がでる症状
  がある。症状がでなくてもホルモンバランスがくずれて不妊の原因になりやすい

・多のう胞性卵巣症候群
  排卵障害のひとつです。黄体形成ホルモン(LH)の値が高いく基礎体温の乱れ、生理
  不順がみられ排卵が不規則またはない人もいます。腹腔鏡下での治療が選択にあがるようです

・機能性不妊 
  10%強~30%の人にみられる不妊に関係する明確な異常がみつからない原因不明
  の不妊です。種々の検査を行った上で診断がつきます。
  最近ではこういった方に腹腔鏡検査が行われています。


不妊症を引き起こしやすい疾患 男性側

・乏精子症
  精子数が少ない
・精子無力症
  精子の運動率が低い
・勃起障害
  泌尿器科を受診
・射精障害
  泌尿器科を受診


西洋医学的治療

治療
・薬物療法
・外科的手術
・タイミング療法
・人工受精
・ART 体外受精 顕微受精

                                                     

当院の鍼灸不妊治療 

機能性不妊症つまり検査しても特定の障害がないと分かれば鍼灸治療の適応と考えます。

鍼灸治療でみえる方の多くは
・冷えを改善したい
・クリニックでの治療と併用で妊娠の確立を高めたい
・薬はなるべく使いたくない
・自然妊娠を希望している
・肩こりや頭痛の症状もあわせて軽減したい
・体を休める
 などの理由をあげられます

当院の鍼灸治療の考え方

鍼灸では不妊の原因を子宮や卵巣にのみ求めるのではなく子宮や卵巣に影響を及ぼす臓腑経絡に
つまり身体全体に求めます。

脈経という中国の脈に関する古典医書によると妊娠するには五臓のなかの肝がしっかり働いている必要が
あります。
肝が十分に血を蔵し子宮が養えていると着床しやすいが、血が不足して子宮が養えず冷えていると
妊娠にくいと考えるからです


・脈を診る
・腹部を診る
・舌を診る
・顔や皮膚の色つやを診る

脈経という中国の脈に関する古典医書によると妊娠するには五臓のなかの肝がしっかり働いている
必要があります。
肝が十分に血を蔵し子宮がやしなえている着床しやすいが、血が不足して子宮が養えず冷えて
いると妊娠にくいと考えるからです。

当院では特に腹診と脈診を重要視しています
四診を会参してその方の証を見究め治療方針をたてます。胃腸のはたらきが弱ければ子宮卵巣に十分な栄養が行き届かないと考え胃弱をはりとお灸で身体全体を強めていきます。
不妊症の多くの方がなんらかのホルモン治療を受けておられますが、鍼灸治療の主眼はあくまで子宮卵巣を整え赤ちゃんのできやすい母体に整えることにあります。

・肥満傾向にある方まず子どもができやすいよう減量に気をくばる
・手足に冷えのある方は冷えを改善していく
・腹部に特に下腹部かたさがみられる方は代謝をよくし瘀血(おけつ)をとりさることで
 はりのあるやわらかいお腹にする

そして鍼灸治療を継続することで身体全体がうける影響として
・骨盤内臓の血流改善
・自律神経のバランスが整う
・生理周期・ホルモンバランスが整う
・子宮内膜を肥厚させる
・低温期にはそれにあった治療、高温期にはそれにあった治療をしはっきり2相に分かれる
 ことなどがあげられます

                                            

男性側に問題があるご夫婦の場合

 腹診と脈診を柱にその方の証を見極め身体全体を治療していきます。男性にも冷え症の方も一部に
 おられますし臍下不仁といってへそ下3寸のところが力なくふわふわしている方も多くいらっしゃいます。
 腎精をしっかりさせることを主眼に治療していきます。



                                                      

妊婦の方へ

つわり、肩こり、腰痛、逆子治療で来院されます

脈経という中国の脈診についての医書によると妊娠すれば各経脈が胎児を養うとあります。
1ヶ月目は肝経、2ヶ月目胆経、3ヶ月目心包経、4ヶ月目三焦経、5ヶ月目脾経、6ヶ月目胃経、
7ヶ月目肺経、8ヶ月目大腸経、9ヶ月目腎経、10ヶ月目は膀胱経が働くとあります。
出産までの経過中に、つわり、肩こり、腰痛などのつらい症状になやまされたり、逆子になったりもあります。
当院のはりとお灸はごく軽微なもので妊婦の方も安心して治療を受けていただけます。
つらい症状でお困りの方はぜひご相談ください

    
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